猫をペットホテルに預けてもいいの?リスクやメリットは?

猫をペットホテルに預けてもいいの?リスクやメリットは?


猫をペットホテルに預けたときに、起こりうるリスクは?

猫は、犬と違い環境の変化に敏感な動物です。ストレスに弱い猫の場合、慣れないホテルでは体調を崩してしまう可能性があります。また、ペットホテルに滞在中、ペットがどのように扱われているのか外からはわからないため、不安になってしまう利用者の方もいるようです。預けたペットを引き取りに行く際も、何日分もの監視カメラの映像をわざわざ確認するわけにもいかないので、本当にペットが適切にお世話されていたのかを確認することはできません。

丁寧に面倒を見てくれれば安心して利用できますが、残念なことに、すべてのペットホテルが良心的とは限らないのです。もしも動物たちをずさんに扱う業者に預けてしまうと、飼い主にとっても愛猫にとっても不幸な結果を招いてしまう恐れがあります。

例えば、環境の変化による体調の悪化以外にも、狭い室内でパニックを起こしてしまうというケースもあります。また、劣悪な飼育環境のために他のペットから病気を移されてしまったり、スタッフの不注意でペットがケガをしてしまったり、最悪の場合長期で預けているペットがホテル内で亡くなってしまったという事例もあります。人の出入りが多いペットホテルでは、動物が逃げ出してしまうことも少なくないようです。

中でも一番よく報告されるのが、病気を移されてしまうケースです。ペットホテルではたくさんの動物を管理しているので、衛生環境の維持は非常に大切です。しかし、どの程度徹底して管理するかについてはまだあまり明確なルールがなく、事業者任せになってしまっている現実があります。

主な感染経路は、密集した環境で咳やくしゃみなどからウイルスや細菌が飛沫感染するもので、これはケンネルコフと呼ばれています。他にも、カビの一種である真菌を持っている個体に触れたスタッフが、十分に消毒をしていない状態で他のペットを触ると、皮膚疾患を移されてしまう場合もあります。

ペットホテルから帰ってきた自分のペットの具合が悪そうだったり、皮膚の状態がおかしかったりしたら、動物病院に連れて行きましょう。また、猫は本来環境の急激な変化に弱い生き物です。ストレスで体調を崩してしまったペットは、いつもの環境の自宅に戻って回復するのを待つほかにないようです。

感染症にかかるリスクが低いホテルは、室内が広く、他の動物と一定の距離がとれる清潔な環境をキープしています。ホテルの内部を直接見学できる場所を選ぶようにするとよいでしょう。

ペットホテルを使うメリットは?価格は?

身近にご自分の猫を気軽に預かってもらえる人がいない場合、最初に思いつくのがペットホテルだと思います。ホテルによっては、滞在中に散歩に連れ出してくれたり、しつけやトリミングサービスを行ってくれたりするところもあります。最近では、動物病院と提携しているホテルも増えてきているので、飼い主さんも安心です。

ペットホテル以外の選択肢として動物病院に直接預けることもできますが、場所によっては夜間に無人状態になってしまうこともあります。それよりは、24時間体制で巡回してくれ、何かあれば動物病院にすぐ連れて行ってもらえるペットホテルのほうが安全だと言えるでしょう。

さらに、動物病院に行くことを怖がってしまう猫は、病院に預けられること自体に強いストレスを感じてしまう場合もあります。また、病気の猫と接触する危険性も高いです。ペットホテルであれば病気の感染リスクも抑えられます。

ペットホテルの価格は、場所やサービス内容によって大きく異なりますが、大体の相場は猫1匹あたり1泊3000円くらいです。 大きめのケージや個室などを選ぶと4000~5000円くらいになります。

また、ホテルによっては割引制度を利用してお得に宿泊できるところもあります。例えば、猫を複数匹飼っている方は「多頭割引」で1頭あたりの値段が安くなります。長期滞在するペットを対象にした「連泊割引」を利用すれば、1泊あたりの価格が抑えられます。

最近では格安ペットホテルも増えてきていますが、上述の相場料金より安いところに預けても大丈夫なのでしょうか?格安ペットホテルが安く利用できる理由は、「預かり条件」が緩いからです。信頼できるホテルでは、ワクチン接種を預かり条件にしていますが、格安ホテルではその条件が緩いか、もしくは全くない場合もあります。

そのようなホテルに預けてしまうと、ワクチン接種を済ませていない動物と同じ部屋になり、室内で感染してしまうリスクがぐんと上がります。どうしても出費を抑えたい場合でも、ホテルの預かり条件は確かめておきましょう。

猫を預けられるペットホテルの種類

猫を預かってもらえるペットホテルにはいくつか種類があります。ペットホテル単独経営の施設、動物病院が併設されているホテル、ペットショップが併設されているホテル、また、駅や空港、テーマパークの利用者のためのペットホテルなど、利用目的に合わせてさまざまです。

ペットホテルの数はどんどん増えていて、特に都心部にお住まいの方はどこに預けたらいいのか迷ってしまう場合もあるでしょう。ペットホテルはオンライン予約もできますが、一度実際に足を運んで見学してみることをおすすめします。

施設内の清潔さやスタッフの対応、料金システム、緊急時の対応などに加え、他のペットどのくらい接触するか、動物取扱業の登録がされているかなども受付で聞いてみましょう。

スタッフの方と相談する際は、猫の性格や食事の嗜好、健康状態などを考慮してくれるのか、スタッフの教育が行き届いているかなどもチェックしてください。ペットを返してもらうときに思わぬ追加料金を請求される場合もあるので、料金についても事前にしっかり確認しましょう。

動物取扱業の登録の有無も、受付で聞いておくべきポイントのひとつです。これは地方自治体から許可を受けている証なので、安心して預けられる施設かどうかを見極める決め手になります。

まとめ

家で猫を飼っていても、中長期で旅行に行きたいときもありますよね。そんなとき、飼い主さんの代わりにプロにお世話してもらえるペットホテルは非常に便利です。施設数の増加に伴い、サービスや料金の幅も増え、ペットホテルは今後ますます利用しやすくなるはずです。ここでご紹介したポイントを参考に賢くホテルを選んで、愛猫が快適に過ごせるようにしてあげてください。

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