散歩に行きたがらないのはなぜ?愛犬と散歩を楽しむためのコツ

散歩に行きたがらないのはなぜ?愛犬と散歩を楽しむためのコツ

ペットの健康には運動をすることが重要です。愛犬のためにもできるだけ散歩に連れて行ってあげようと考えている飼い主さんも多いことでしょう。ところが、いざ散歩に連れ出そうとすると、足を突っ張って家の前から動こうとしないなんて犬もたまにいますよね。ここでは、そんなペットの気持ちと、散歩に行きたくするコツについて紹介します。


散歩を嫌がる大部分の理由は犬の体調が悪い

愛犬が散歩を嫌がる原因として、まず気づいてあげたいのは体調が悪いのではないかということです。私たち人間でも、身体がつらい時に散歩はしたくないですよね。
例えば、足を引きずるなど歩き方がおかしい場合には、膝蓋骨脱臼の可能性があります。これは、膝のお皿の部分の骨である膝蓋骨が外れてしまった状態で、特にチワワやトイプードルのような小型犬に起こりやすい病気です。

そのほかにも、肺や心臓などの呼吸器系や循環器系に問題があり、そのせいで歩くのが辛いという理由も考えられます。また、散歩に出たものの、途中で立ち止まって動かなくなってしまった時には、何かが足の裏に刺さっていないか確認してあげましょう。

途中で辛そうになったり様子がおかしくなったりしたら、散歩は切り上げて動物病院で診てもらいましょう。病気やケガ以外には、肥満で身体が重たいために歩くのが億劫になることもあります。そうなると、散歩に出かけることを嫌がるようになるでしょう。まるで人間と同じですね。

愛犬が社会化できていない

子犬の頃にあまり外の世界に触れていない犬にも散歩を嫌がる傾向がみられます。
子犬には、外の様々な刺激に慣れやすい感受期というものがあります。外の世界に慣れ、適応することを社会化といい、生後3週から12週位の間が最も重要な時期であるとされています。
この時期に外に出さず、外の刺激を受けずに過ごすと社会科ができず、後々散歩をさせようとしても嫌がってしまうことがあります。社会化できていない犬にとっては、外の世界の刺激が脅威に感じられてしまうためです。
こういった場合は、散歩が怖いものではないということを教え直す必要があります。その際には、なるべく静かで刺激の少ない場所を選びましょう。車や人通りの多い場所は、慣れていない犬は怖がってしまいます。また、子供のことも苦手な場合が多いです。子供は急に大きな声を出したり近づいたりするので、犬は驚いてしまいます。
できるだけ車や人通りが少なく、子供にも遭遇しにくい場所、時間帯を選んで少しずつ外の世界に慣らしてあげましょう。公園や河川敷など自然の多い場所があればベストですね。

散歩に怖い思い出がある

以前の散歩で何か怖い経験をし、散歩が嫌いになる場合もあります。
車にひかれそうになった、よその犬に吠えられた、子供に追いかけられた等の経験がトラウマになっているかもしれません。特に、感受期に嫌な体験をすると、その時の記憶が強烈に残り、その後一生散歩が嫌いになってしまうということも起こりかねません。犬は私たちが考えているよりとても繊細なのですね。
このような場合には、嫌がる犬を無理やり引っ張って散歩につれていこうとしてはいけません。余計に散歩が嫌いになってしまいます。
社会化できていない場合と同じで、少しずつ外に慣れさせましょう。はじめのうちは抱っこして連れ出してみたり、公園などの静かな場所で自由にさせてみたり、行きは抱っこで帰りは歩かせてみるのも良いでしょう。また、散歩の時間を短く調整したり、ごほうびにおやつをもっていったりと工夫してあげるのも良いですね。

愛犬が散歩の途中で動かなくなる

散歩の途中で愛犬が急に動かなくなってしまう場面もありますよね。これはいったいなぜなのでしょう。まずは、普段からしつけがしっかりできていたでしょうか?しつけに問題がないようであれば、何かほかに原因があるはずです。

例えば、疲れて動きたくない、足が痛い、暑いといったことが考えられます。特に夏場はアスファルトが熱くなっているので、足の裏を火傷してしまうこともあります。また、私たち人間と違って、犬は地面に近いところを歩いているので、太陽の照り返しで熱中症になっているかもしれません。夏場はできるだけ暑い昼間の時間帯を避け、こまめに休憩をとって水分補給をさせてあげるようにしましょう。

この他にも、大きな音や、以前怖い思いをした場所で、恐怖から動けなくなってしまうこともあります。その時には、一旦気持ちを落ち着かせてあげ、それでも動揺が収まらないようなら散歩を中止して家に連れて帰りましょう。犬も恐怖で動けなくなっている状態なので、無理やり引っ張って散歩を続けようとせずに、犬の気持ちに寄り添ってどうすべきか考えてあげましょう。ある特定の場所や物を怖がっていつも同じ場所で動かなくなるようなら、散歩のルートを変える、そこだけ抱っこして通過するなどの対策をとりましょう。

愛犬を散歩好きにするには

愛犬が毎日喜んで散歩に行くようにするにはどのような工夫をすればよいでしょう。

愛犬をとにかく毎日外に連れ出す

まずは、外の世界に慣れるために毎日でも外に連れ出しましょう。家の前や玄関先でもかまいません。自分で出ようとしない時には、抱っこして連れて出ましょう。地面に置くと家に帰ろうとするので、家を出るときは抱っこで帰りは自分で歩かせるという様に、少しずつ距離を伸ばして外を歩くことに慣れさせるのも効果的です。
また、車に乗せて静かな公園などに連れていくのも良いでしょう。静かな場所でのんびり自由に遊ばせることで、外出は楽しいものだということを気付かせてあげましょう。短い時間でも、とにかく毎日外の世界に触れる時間をつくってあげましょう。

散歩コースを変える

いつもの散歩コースをガラッと変えるのも効果的です。これは、愛犬がいつも特定の場所や何かを嫌がっている場合に、その原因を取り除いてあげることが目的です。嫌な要因を避け、新しいコースで様々な発見やこれまでとは違う経験を重ねることで、散歩は楽しいものだという気持ちが芽生えてきます。

慣れたらおもいきり遊ぶ

上記のことを積み重ねて、少しずつ外に慣れてきたら、今度は公園で一緒に遊んでみましょう。愛犬の好きなおもちゃなどをもっていき、広いスペースでおもいっきり遊んだり、よその犬と触れあったりとたくさん楽しい体験をさせてあげてください。

愛犬が散歩を嫌がる時のまとめ

いかがでしたか?愛犬が散歩を嫌がるのはそれなりの理由があります。私たち飼い主は、少しでもその気持ちに寄り添って、嫌な理由を理解してあげたいものですね。毎日かかさず外の世界に触れさせてあげれば、愛犬は必ず散歩の楽しさに気付くはずです。それまで諦めずに根気よく愛情を注いであげることが大切ですね。

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