チワワの死亡原因に多い「突然死」、その予防と受け止め方

チワワの死亡原因に多い「突然死」、その予防と受け止め方

犬の死亡原因のほとんどは病死です。しかしそんな中「突然死」という場合も長きにわたり無くならない死亡原因となっています。突然死は解明できていない部分が多いことも特徴です。わたし達飼い主が向き合うべきこととは。


受け止められない「突然死」

その言葉通り、なんの前兆もなく突然愛犬が亡くなってしまう、それが「突然死」です。たとえ病死や老衰であっても愛犬の死とは非常に受け止めがたいものですよね。それが予期することも出来ずに突然訪れるなんて、愛犬家にとっては考えたくもないことです。

しかし犬の突然死の可能性としてはどんな犬種にも起こりうること、チワワなどはより高い確率を持っています。完全な予防法は無いものの、少しでも出来ることがあればしてあげたい。そして万が一突然死してしまった場合の受け止め方を考えていきましょう。

どうして?チワワに突然死が多い理由

突然死のリスクがもっとも高い犬種として知られているのはチワワです。丸い頭に華奢な体が可愛いチワワですが、実は突然死の理由はその身体的作りにありました。

アップルヘッドと心臓の弱さが要因

チワワの頭は丸い形をしているため「アップルヘッド」と呼ばれます。このアップルヘッドを持つ犬種は頭の骨に隙間が出来やすく、頭部に関する病気にかかりやすい特徴があります。また生まれつき心臓がそれほど頑丈に出来ていないチワワは、心臓や脳に負担が非常にかかりやすいのです。

そして突然死はまさに頭・心臓といった部分が原因となって起こることが多いのです。特に夏や冬は体力も落ち、気温による発作なども起きやすいので突然死するリスクの高まる季節と言われています。

低血糖が引き金になることも

チワワのように超小型犬、その中でも生後まもい子犬は低血糖になりやすく、それが突然死の引き金となってしまうこともあります。低血糖の予防としては、食事量を増やすことや、数回に分けてでも必要な栄養分はしっかりと与えること。また突然ぐったりするなどの状態になった場合には、ガムシロップを頬の内側に塗り(大量の誤飲防止に少量を)、急いで動物病院へ連れて行きましょう。

突然死の理由

もちろんチワワ以外の犬種でも、突然死は起こりうる可能性があること。ではその中でも特にリスクの高いのはどういった場合でしょうか。その原因は100%明確ではありませんが、日頃の少しの注意で防げることもあります。少しでもリスクを減らしていきましょう!

心臓に疾患を持っている犬は要注意

心臓肥大や心筋梗塞など、非常に幅広く分かれる心臓病。心臓が原因となって起こることの多い突然死では、もともと心臓病を持っている犬は徳にリスクは上がります。毎年の健康診断などを欠かさずに行い、心臓病を見逃さないようにしましょう。病状によって血圧を下げるための投薬などがあります。また毎年の予防が必須のフィラリアも、心臓に寄生することが多いです。

胃捻転やてんかんの発作が要因になることも

心臓の他に多い突然死の原因では、脳が知られています。その代表的な病気はてんかんですが、発作が要因となり突然死してしまうことも。また胃捻転でも発作を起こすことがあるので、食後は遊ばない・寝かせる・ケージに入れるなど胃捻転のリスクを下げることも重要です。

呼吸器系疾患による発作

呼吸器系の疾患を持っていたり、日頃発作を起こしやすい犬も突然死のリスクは低くありません。興奮することで呼吸が荒くなってしまうこともあるので、なるべく興奮させないようにしてあげましょう。また、息がゼーゼーとしていたら、ノドを撫でてあげると落ち着くこともあります。

突然死の原因が解明されない理由と受け止め方

これだけ動物の医学が進んでいる現代でも100%は解明されていない突然死の原因。その理由は解剖の少なさにあるそうです。もし愛犬が突然死してしまったら、解剖を望みますか?また愛犬の突然死に直面したとき、どのように受け止めることが出来るでしょうか。

解剖を依頼すると高額になる事も多い

愛犬が突然死してしまい落ち込んでいる飼い主さんに解剖を依頼する獣医師さんは少ないそうです。もし自分が獣医師さんの立場だったら、やはりその依頼は簡単には出来ないことですよね。また、自ら原因を知りたくて解剖を依頼した場合には、高額の費用を自費で支払う必要が出てきます。

こういった事から、犬の突然死の原因は解明がむずかしいと言われているのです。

突然死は誰のせいでもない

愛犬が突然にこの世を去ってしまい、その理由もはっきりとしない、そんな状況では落ち込むのも自然なことです。でも、これは誰のせいでもありません。そして愛情をかけていたのなら、病死や老衰した犬たち同様、幸せな生涯を過ごすことが出来たと言えますよね。

例えその死を看取ることが出来なかったとしても、きっとその子は天国から「ありがとう、幸せだったよ」と見守ってくれていることでしょう。

どう死ぬか、ではなくどう生きたか

愛犬の突然死は悲しいものです。出来るなら病死や老衰などで死なせてやりたかった、そう思うこともあるでしょう。でも突然死だけではなく、事故や災害で死ぬこともあります。大事なのは「死に方」よりもどう生きて、どれだけ飼い主さんからの愛情を受けたか、ではないでしょうか。

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