理想のカットに近づけたい!トリミングの注文のコツ

理想のカットに近づけたい!トリミングの注文のコツ

トリミングが必要な犬種の飼い主さんなら、愛犬のカットを思い通りに楽しみたいですよね。でも、いざトリミングに出してみると、希望していたスタイルとは程遠い仕上がりに…。これは一体どうしてなのでしょうか。そこで今回は、上手なトリミングの注文のコツをご紹介したいと思います。


理想のカットに近づけるために

飼い主さんの思い描いている理想的なカットに少しでも近づけるために、まずはトリミング注文時のちょっとしたコツをご紹介します。

同じトリマーにお願いする

トリミングは、トリマーによってやり方が違います。そのため、同じ内容の注文をしても、担当するトリマーによって、微妙に仕上がりが変わってくるのです。

毎回違うトリマーが担当すると、毎回違った仕上がりになるため、理想的なカットスタイルに近付きにくいと言えます。

理想のカットに近づけるために、まずは担当のトリマーを決めて、前回のカットと比較しながら、少しずつ調節していくと良いでしょう。

注文は具体的に伝える

トリミング時の注文は、なるべく具体的に伝えましょう。

「可愛く」や「かっこよく」などの基準は、人それぞれ違うため、飼い主さんの思い描くイメージとはかけ離れた仕上がりになることもあります。

たとえば、体は何ミリのバリカンを使うのか、足の毛は何センチ残すのか、など長さを決めておきましょう。

また、顔のカットの良しあしで、その犬全体の印象が決まってしまいます。ただ、顔の長さを具体的に伝えるのは難しいので、写真を持参して顔のイメージを伝えると良いでしょう。

ただ、持参する写真によっては、思い通りの仕上がりにならないこともあります。

写真通りのカットにならない理由

写真を持参して顔カットのイメージを伝えても、なかなか同じような仕上がりにならない…ということはよくあることだと思います。

じつは、写真に写るモデル犬の見た目通りにカットするのは、けっこう難しいことだったりします。なぜなら、犬にも人間と同じように個性があるからです。

たとえば、生まれもった骨格や、顔のかたちは、犬も人間もそれぞれ違いますよね。

つまり、写真と同じようにカットしても、全く違う仕上がりになってしまうのは、ある意味当たり前のことなのです。

でも、写真を持参する意味がないかというと、そうではありません。写真があった方が分かりやすいですし、スムーズに注文が伝わります。

持参した写真通りのカットにするためには、写真の選び方にコツがあります。

愛犬に似ている犬の写真を選ぶ

写真通りにカットしてもらうためのポイントは、愛犬の個性を把握すること。その上で、愛犬に似ている犬の写真を選ぶことです。

そうすれば、持参した写真通りにカットしてもらえるはずです。

愛犬の個性を把握する上で大事なポイントはいくつかあります。今からそのポイントをご紹介します。

毛量は多いか少ないか

毛量とは、毛の密度のことです。毛量の多い犬は、カットが形になりやすく、形も崩れにくいのですが、毛量の少ない犬が同じようにカットしても、形になりにくく、崩れやすいのです。

また、毛量の多い犬は、ボリュームが出やすく、短くカットしたつもりでもふくらんで見えることがあります。そのため、毛量の少ない犬と同じようにカットしても、仕上がりのイメージは変わってしまいます。

トリミングに持参するカットのイメージ写真は、愛犬と同じくらい毛量がある犬を選びましょう。

マズルは長いか短いか

マズルとは、犬の鼻のことです。マズルの長さによっても仕上がりの印象は変わってきます。

たとえば、マズルの短い犬は、鼻周りにボリュームを持たせたテディベアカットがよく似合いますが、それをマズルの長い犬が同じようにカットしても、まったく同じ仕上がりにはなりません。

マズルの長い犬は、長さを生かしたムスタッシュや顔バリカンが似合うと言われています。

目は大きいか小さいか

犬の目の大きさは、それぞれ違っていて、まん丸で大きい目の犬もいれば、アーモンド形で小さい目の犬もいます。

また、アイラインが黒くてはっきりしている犬は目が大きく見え、アイラインが茶色など薄い色をしていれば、目が小さく見えます。

持参する写真のモデル犬は、愛犬と同じくらいの目の大きさで、目ぶちの色が同じ犬を選びましょう。

目の位置は近いか離れているか

目と目が近ければ、大人っぽい印象、目と目が離れていれば、幼い印象です。目と目の位置はカットで矯正することもできます。

愛犬の目と目の間隔がどれくらい離れているのか、チェックしてみましょう。

耳の付き位置は高いか低いか

耳の付き位置が高ければ、元気な印象、耳の付き位置が低ければ落ち着いた印象です。また、耳の大きさや長さによっても印象は変わってきます。

もともと耳付きが高く、耳が小さい犬であれば、耳ふちギリギリに短くカットすることで、やんちゃな印象にできます。

しかし、もともと耳付きが低く耳が長い犬は、同じように耳ふちギリギリに短くカットしたとしても、切れる長さに限りがあるので、まったく同じ仕上がりにはなりません。

愛犬の耳の付き位置をチェックしてみましょう。

トリミングの注文のコツまとめ

トリミングの注文のコツをまとめます。

・担当トリマーを決める
・注文は具体的に伝える
・愛犬の個性を把握しておく
・愛犬に似たモデル犬を選ぶ

トリミングの仕上がりは、毛量や毛質、毛の流れ、マズルの長さ、目の大きさや位置、耳付きの高さなどで変わってきます。顔のイメージを伝えるために使う写真は、なるべく愛犬と似ているモデル犬を選びましょう。

愛犬の個性がいまいち分からないなら、普段からたくさんの犬を見ているトリマーに確認してみると良いでしょう。

あなたの愛犬にピッタリな可愛いカットスタイルが見つかりますように♪

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