ペットロス症候群になってしまったら ~ペットロスの乗り越え方~

ペットロス症候群になってしまったら ~ペットロスの乗り越え方~

家族同然の愛するペットとの別れが訪れたとき、私たちはどうやってその悲しみを乗り越えたらよいのでしょうか?ペットを失った喪失感で、とても平常ではいられなくなってしまうかもしれません。ペットロスは誰にでも起こりえます。ここでは、ペットロスの捉え方と、それを乗り越える対処法について紹介します。


ペットロスは誰にでも起こりうる

家族や友人、恋人を失った時、私たちは悲しみや絶望感を味わうことがあります。毎日悲しみに暮れて、どうやって生きていったら良いのかわらなくなってしまうこともあるでしょう。
ペットに関しても同じことが起こります。毎日家族として一緒に生活し、長い月日を共に過ごしてきたペットがいなくなってしまったらどうでしょうか?悲しんだり苦しむのは当然であり、ごく自然な反応です。これをペットロス症候群と言います。
ペットロスは、ペットを飼っている人なら誰にでも起こりうることなのです。

ペットロスの症状

ペットロスになると、様々な症状が起こります。
精神的に不安定になり、考え方が悲観的になってしまったり、落ち着かない、集中できないといったもの。ひどい場合にはパニック状態になったり、幻覚が見えるといったケースもあるようです。
こういった症状は、通常、時間とともに徐々になくなってきますが、いつまでも症状が続いたり、症状がひどくなってきたら注意が必要です。

ペットロスを乗り越えるステップ

人は大切なものを失った悲しみや喪失感に苛まれる時、悲しみから回復するために次の5つのステップを踏むと言われています。それは、拒否・怒り・交渉・抑うつ・受容の5つです。ただしこれは個人差もあるので、必ずしもこの順番で起こるとは限りません。しかし、ペットを失ったことで自分に起こる心の状態を知っておくことで、ペットロスから早く回復できる可能性があるのです。

拒否

ペットを失ったという事実を認めることができない状態です。
ペットはもういないという揺るぎない事実があるにも関わらず、それを受け入れようとせず、どこかでまだ存在しているのではないかと考えるようになります。また、その証拠を捜そうとしたりもします。これは大きなショックから自分を守るための自己防衛本能です。

怒り

次の段階では、自分を悲しみに陥れ、苦しめているものに怒りを感じます。
例えば、ペットを診ていた獣医に対して、治療に問題があったからこのようなことになったのだと詰め寄ることもあります。また、ペットにもっとこうしてあげれば良かったなど、自分自身への怒りを感じる場合もあります。

交渉

交渉とは神頼みに近い状態です。悲しみや苦しみを取り除くために、神様にペットが生き返ることを祈ったりします。

抑うつ

抑うつとはうつのような状態です。何事にも無気力になり、何をしても楽しくない、どうでもよいと感じてしまいます。

受容

受容とは、「ペットはもういない」という事実を受け入れることです。すぐに感情が元に戻るわけではありません。少しずつ、少しずつ感情を取り戻し、日常の中で嬉しかったり楽しかったりというポジティブな感情を取り戻していきます。
この状態までくると、自分本来の感情を取り戻すことは時間が解決してくれます。

悲しみへの対処法

それでは、ペットを失ってしまった悲しい気持ちや絶望感にはどのように対処すべきでしょうか?
大切なのは、湧き出してくる感情と上手に付き合うことです。

悲しみを押し殺す必要はない

ペットを大切にかわいがっていた人ほど、ペットを失った時の悲しみは大きなものです。
しかし、人によってはこの悲しみを素直に吐き出せないことがあります。
こんなことで落ち込んでいるなんて人に知られたら恥ずかしい、仕事に支障が出てはいけないなど理由は人それぞれですが、何かが自分の中でストッパーとなり、悲しみを押さえ込んでいる状態です。
しかし、悲しむという行為は、自然と沸き起こる感情であり、それ自体が自分を癒してくれる事にもつながります。
無理やり感情を押さえ込むというのは、立ち直ることを自ら拒んでしまっているのです。
湧き上がる感情を抑えず、悲しくなったら涙を流し、思いを全て吐き出してしまうことが実は回復への近道となるのです。

立ち直ることをがんばらない

悲しみに暮れる人は、早く立ち直ろうとがんばってしまうことがあります。
無理して立ち直ったかのように振舞うこともあるでしょう。しかし、心はまだそれについていけていません。心はまだ悲しんでいる状態だからです。
無理に明るく普段通りに振舞っていても、心と体が一致していないのでそのうち疲れてしまい、また落ち込んだ状態に逆戻りしてしまうのです。
気持ちがひどく落ち込んでいるのであれば、しばらくは無理をせず、その状況を受け入れましょう。悲しみは時間とともに少しずつ癒えていきます。決してがんばる必要はありません。

何かしてみる

とはいえ、悲しみが癒えるまで何もせずにじっとしていることも問題です。
実はストレスというのは、何もせずにじっとしている方が、そのことに集中してしまい、強く感じてしまうのです。
家でじっとしていると余計に悲しみを感じてしまい、立ち直るのに時間がかかってしまいます。
そんな時には、ちょっと公園へ散歩に行ってみたり、家にいても料理をするなど、体を使って何かちょっとしたことをしてみましょう。
何かをしている時のほうが意外と気分が紛れて気持ちが落ち着くものです。

ペットロスを正しく理解する

ペットを失ってこんなに落ち込んでいるなんて自分はおかしいのではないか?
または、悲しみの後に怒りがこみ上げてくるなんでどうかしているのではないか?
そんな風に思って、落ち込んでいる自分に焦りを感じてしまう人もいるでしょう。
しかし、飼い主が感じる悲しみは、ペットを大切にしていたからこそ湧いてくる自然な感情なのです。ペットロスがどのような感情を引き起こすのかを理解していれば、湧き出す感情も少しは受け入れられるようになるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?
家族であるペットを失う悲しみとは計り知れないものです。失ったあとも苦しみ続ける飼い主がいることも事実です。
ペットロスとはどういった状態かということをよく理解し、焦らずに少しずつ立ち直ることが大切ですね。

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