覚えておきたい…愛犬の自宅供養とは?土葬のやり方と注意点について

覚えておきたい…愛犬の自宅供養とは?土葬のやり方と注意点について

大切な家族の一員である愛犬は、人よりも何倍も早く年老いてしまいます。そのため、大変悲しいことですがほとんどの場合は、飼い主さんよりも先に愛犬が天国へ旅立つことがほとんど。このとき、愛犬をどのように埋葬するかは飼い主さんが決める必要があります。その中でも今回は土葬のやり方を紹介します。


増加するペットの自宅埋葬(自宅供養)って?

ペットの自宅埋葬とは、その名の通り遺体も含めて自宅で埋葬して供養する方法のこと。愛犬などのペットに対する私たちの気持ちは年々変化しており、家族同然もしくはそれ以上の悲しみを抱えてしまう飼い主さんも多くいらっしゃいます。

しかし、とても残念ですが愛犬との別れはどうしても避けられないこと。愛犬とのお別れを悔いのないものにするためにも、どんな方法で供養するのか飼い主さんが決めておく必要があります。

その中でも昔から行われている自宅埋葬を選ぶ飼い主さんが増えてきています。住み慣れた我が家で過ごしてほしい…家族のことを近くから見守っていてほしいなど、さまざまな理由から火葬した遺骨を自宅の敷地に埋葬したり、遺体をそのまま土葬したりする飼い主さんがいるのです。

しかし、どうやって自宅へ埋葬すればいいのかやり方がわからないという方もいるでしょう。埋葬方法に注意しないと、ご近所トラブルの原因にもなるため正しい方法で埋葬を行いましょう。

愛犬を土葬する時のやり方

愛犬を火葬せず、そのまま自宅の庭へ埋葬することを「土葬」と言います。ペットの遺体は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」によって、一般廃棄物の扱いになります。そのため、自宅の敷地内であれば土葬をすることも可能です。

1メートル以上の深い穴を掘る

愛犬を土葬する時は、他の動物から遺体を掘り起こされないように、最低でも1メートル以上の深い穴を掘りましょう。また、遺体は徐々に腐敗が進んでいくため、穴が浅いと臭いが漏れて近所に迷惑をかけてしまうことも。

スコップを使い、愛犬の身長よりも一回り大きい穴を掘ってあげましょう。

土は盛り上がった状態まで積み上げる

遺体を穴に入れたら、埋め戻す時に穴よりも高く盛り上げた状態で土を積んでいきましょう。上にかけた土は隙間が空いており、ふんわりとしています。時間経過によってだんだん空気が抜けて、下がってくるため同じ高さにすると埋めた部分が凹んでしまいます。

そのため、穴全体が山のようになるよう土をかけていくことを忘れないでください。

墓石を用意する

墓石と言っても、表面が平らな石など簡易的なものを用意するのが一般的です。平らな石にマジックなどで愛犬の名前を書いておき、埋めた場所の側に置いておきましょう。最近では長細い卒塔婆を立てる飼い主さんもいます。

お線香とお花を用意する

愛犬のお墓ができたら、そこにお線香とお花を用意してあげましょう。わざわざお線香立てや花瓶を用意せずとも、お線香はそのまま土の中に挿すこともできます。

ただし、お線香は火を使っているので万が一の火災の原因にもなります。不安な場合はお線香を立てて手を合わせたら、土をかけて消しておくことをおすすめいたします。

愛犬を土葬する時の注意点

愛犬を土葬する時は、次のような点に注意しましょう。トラブルが起きてしまうと、最悪と中で愛犬の遺体を掘り起こさなくてはならない事態になることも。土葬は空気が遮断されているので、腐敗の進行がとてもゆっくりです。

そんな愛犬の遺体を再び掘り起こすのはとても忍びないので、正しい方法で土葬をして愛犬が安らかに眠れる環境を整えてあげましょう。

掘り起こされない場所を選ぶ

土葬は空気が遮断される環境のため、通常よりも腐敗の進行がとても遅いです。20年以上もの長い歳月をかけて遺体が土へと還っていきますので、数十年先も掘り起こされない場所を選びましょう。

自宅にある畑のそばなど、掘り起こされる可能性があるところは危険。また、愛犬のお墓だとすぐにわかるよう、木の苗を植えられる方も多いようです。

水場の近くは避ける

畑や水場が近くのある場所だと、遺体によって土や水が汚染される心配があります。汚染された水を飲んでしまったり野菜を食べてしまったりすれば最悪感染症にかかるリスクも。

土葬する時は近くに水場や畑がないか確認をした上で、安全な場所に埋葬してあげましょう。

土葬が難しい場合は手元供養という選択肢も

最近はアパートやマンションなどの住まいも増えてきたことで、自宅に庭を持っていない家庭もたくさんあります。そんなときは土葬ができなくとも、愛犬をそばに置いておくことができます。

代表的な方法は、自宅の仏壇に遺骨を入れた骨壺を置いておく方法。最近では可愛らしいデザインの骨壺も増えてきており、リビングの一画に骨壺を置いておく飼い主さんもいます。

他にも、愛犬の遺骨を細かくパウダー状にして、ネックレスや指輪に入れる手元供養の方法も支持されています。遺骨を肌身離さず持ち歩けるので、愛犬と離れたくないと希望する飼い主さんに人気です。

まとめ

愛犬の死はとてもつらく、なかなか受け入れがたい飼い主さんも多くいます。しかし、愛犬の供養は、苦しみや痛みのない天国へと旅立たせてあげる上でも、飼い主さんの気持ちの整理をつける上でも大切なこと。

古くからペットが亡くなると自宅の庭にお墓を作る家庭がたくさんありました。最近は庭のない家庭もあるため、自分たちのライフスタイルに合わせた方法で愛犬を供養しましょう。

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