猫を飛行機に乗せても大丈夫?猫を飛行機に乗せる際に確認すべきこと

猫を飛行機に乗せても大丈夫?猫を飛行機に乗せる際に確認すべきこと


猫は飛行機に乗れます!ただし国内線と国際線では別ルール

猫好きの人にとって、旅行をする際に猫をペットホテルなどに預けて出発するのはなんとも心が痛むことです。できれば一緒に旅行したいと思う飼い主も多いはず。猫は飛行機に乗せて一緒に旅をすることもできますので、そのコツをよく覚えておくといいでしょう。ただし気をつけなければいけないのは、国内線と国際線とでは猫が旅する際のルールが少し違うということです。

国際線では猫を規定のケージに入れれば機内に持ち込めるという航空会社が多いようですが、国内線の場合には基本的に貨物室に預けなければならないところが多いようです。国際線では機内に一緒に搭乗できるので、お腹が空いていないか、喉が渇いていないか、あるいは寒さ暑さにまいっていないかどうかを身近で確認することができますが、国内線の場合には貨物室に預けてしまうので逐一様子を見守っているわけにもいきません。

国内線にペットを乗せる場合、ペットが入れられる貨物室は空調調整がされているとはいえ、客室ほどの気配りはされていないため、外気の気温などの気象状況に左右されやすくなります。猫は精神的にも非常にデリケートで、ちょっとした環境の変化で強いストレスを受けます。ですから猫と飛行機で国内旅行をする際にはこの点をよく考慮してあげる必要があります。

国際線の場合、猫を機内に持ち込む際のケージのサイズは航空会社ごとに定められていますので、これをよく守ってあらかじめケージを用意しておくことが重要です。猫の機内持ち込みが許可されている航空会社にはユナイテッド航空、エア・カナダ、ルフトハンザドイツ航空、エールフランス航空、イベリア航空など世界の主要航空会社のほとんどがあります。それぞれに機内に持ち込めるケージのサイズが異なりますので、事前によく調べておくことが大切です。

国内線の場合には預ける手荷物とペットクレートの重量も考慮しておかないと追加料金が取られることになりますので注意しましょう。JALの場合、預ける手荷物が20kgでペットとクレートの合計重量が32㎏以内であれば超過手荷物料金は必要ありません。また、自分でペットクレートを用意する他にクレート貸し出しも行っていますので、これを利用してもかまいません。貸し出しクレートのサイズは高さ48cm✕幅51cm✕奥行き69cmです。

猫が飛行機に乗る前には準備が必要

猫を飛行機に乗せる前にはそれなりの準備が必要です。外国から日本に猫を連れてくる場合にはそれなりの書類準備や検査を済ませておくのも重要なポイントです。人間と同じで書類が少しでも不備だと入国できない可能性もありますから、時間をかけて準備してあげましょう。

海外から猫を日本に連れてくる場合には、いくつかの手続きが必要となります。まず、個体識別のできるマイクロチップを埋め込んであること。このマイクロチップは第1回目の狂犬病予防接種をする前に埋め込まなければなりません。マイクロチップはマイクロチップリーダーで読み取ることのできる国際標準規格(ISO)11784及び11785に適合するものである必要があります。

マイクロチップの埋め込みが済んだら、狂犬病予防接種を2回以上済ませていることも大切なポイントです。この際に、1回目の狂犬病予防接種は生後91日以降でなければできないことに注意しましょう。第2回目の予防接種は第1回目から30日以上の間隔を空けなければなりませんので、日本に行く前に日数を逆算してちゃんと間に合うように接種とマイクロチップの埋め込みをしておくことが肝心です。

2回目の狂犬病予防接種が終わったら採血を行って狂犬病に対する抗体価を検査してもらわなければなりません。この抗体価が0.5IU/ml以上であることが証明されてはじめて入国が許可されます。検査は日本の農林水産大臣が指定する検査施設で行っていますが、国内の機関でなくてもかまいません。

さらに留意しておきたいことは、狂犬病抗体検査の採血日から180日の経過を待たなければならないということです。180日を経過していない場合には動物検疫所で係留検査を受けることになります。尚、狂犬病抗体検査のための採血を行ってから2年以内に日本に入国しない場合には、改めて抗体検査を受けることになります。
詳しくは動物検疫所のホームページで確認しておくことをおすすめします。

基本情報
・名称:動物検疫所
・住所:神奈川県横浜市磯子区原町11-1
・電話番号:045-751-5973
・FAX:045-751-5951
・公式サイト:http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/import-other.html

無理は禁物!猫が飛行機に乗る前に注意すべきこと

飛行というのは猫にとっては全く新しい体験ですから、緊張しないようにできるだけいつもの環境を維持してあげることも重要です。お気に入りのおもちゃがある場合にはそれをケージの中に入れておく、あるいはいつも使用しているブランケットを入れてあげることも大切です。

猫を入れるケージは航空会社によって大きさが決まっていますが、できるだけ慣れたものを使用するようにしたいものです。空気がこもらないタイプのものを選ぶことも重要なポイントです。ケージには「ペットの名前」「目的地」「連絡先」などを明記しておくと安心です。

フライトが2時間以上になる場合には給水器を設置しておくことも忘れないようにしましょう。猫が熱中症や脱水症状にかかるのを防ぐためにもこれは非常に大切です。給水器はノズル式のものがベストです。

まとめ

猫というのは非常にデリケートな生き物なので、飛行機で一緒に旅行をしようと思うとそれなりの入念な準備が必要なことも確かです。同じ飛行機といっても国際線と国内線ではルールが違うこと、また機内持ち込みができる国際線でもケージのサイズはさまざまなことなどをあらかじめ理解して、旅行の数ヶ月前から準備をしていくことが大切です。
かわいい愛猫が旅行中に不安な思いをしたりしないように、日ごろからケージに慣れさせておくといった工夫ももちろん大切です。

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